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AGAの症状と治療方法

AGAは男性型脱毛症と呼ばれるものです。
10代~30代前半は若年性脱毛症、40代~50代は壮年性脱毛症と、症状が発生する年代で呼び分けられています。
AGAの原因は、ヘアサイクルの乱れです。男性ホルモンによって引き起こされます。
髪の毛は、毛が成長する成長期、成長が止まる退行期、毛が抜け落ちる休止期の3つのサイクルを繰り返しています。
ヘアサイクルが乱れると、毛が太く、長く成長せず、また頭皮に長い間とどまらずに抜け落ちてしまいます。
成長期の髪は全体の髪の毛の90%に当たるといわれています。2~6年成長するといわれています。
それが、成長時間が短くなってしまい、休止期が長くなってしまうと、生えてくる髪の毛よりも抜け落ちる髪の毛の方が多くなり、薄毛になってくるのです。
また、生えてくる髪は短く、細い毛ばかりなので、髪の毛のコシやハリもなく、髪全体がボリュームダウンしたり、地肌が透けて見えてくるのです。
ですから、AGAの症状としては、髪のボリュームが無くなってきた、枕に落ちる抜け毛が増えた、髪にハリやコシが無くなってきた、というものが挙げられます。

AGAの治療方法としては、治療薬の投与が一般的です。
ひとつは原因となる男性ホルモンの生成を抑える飲み薬で、もう一つは、髪の毛の成長や発毛を促す効果があるとされる外用薬です。
薬効が異なるため、併用することでより効果が上がるといわれています。長期的に使用することで、ヘアサイクルを改善し、薄毛を治療します。
これらの治療薬の効果が実感できるようになるのは、最低でも3ヵ月はかかります。即効性があるものではありませんし、途中で辞めてしまうと効果が得られません。
植毛という治療方法もあります。人工毛や自毛を薄毛の部分に移植する方法です。
ただ、体へのリスクや高額費用がかかってしまうということもあり、植毛に比べて体に負担もなく、費用も抑えられる治療薬がまずは選択されます。

薄毛は悩み過ぎると余計に悪化する

枕に抜け毛がたくさんある、髪の毛が薄くなってきた、排水溝に抜け毛が増えた、という人の悩みは深刻です。
AGAの原因は、男性ホルモンによる影響が大きいのですが、薄毛にはストレスも大きく関係しています。
悩みすぎると薄毛になり、悪化してしまうこともあるのです。

なぜ悩みすぎると薄毛になるのかというと、ストレスが大きいと血行不良になるからです。
悩みやストレス、緊張状態が続くと、交感神経が優位に立ちます。
交感神経には、血管を収縮させる働きがあるのですが、交感神経が優位に立っているとき、主に筋肉に血液が行き届き、内臓系には血液が十分届かないということが起こっています。
内臓系の働きや機能が低下してしまっている状態になるのです。この状態が長く続くと、自律神経のバランスが乱れ、血行不良になるのです。

血行不良になると、全身の血液の巡りが悪くなります。
これがなぜ薄毛と関係しているかというと、髪の毛も血液によって栄養が運ばれ、それによって成長しているからです。
そして、髪の毛は、体の仕組みの中でそれほど重要な部位と判断されておらず、体の一番最後に栄養が渡ります。
最後に栄養が届く上に、血行不良であると、髪の元となる細胞に酸素と栄養を送ることができず、髪の毛に十分な栄養が行き渡らず成長しなくなります。
酸素と栄養を受け取れなかった細胞も、徐々に弱くなってしまいます。そのため、血行不良になると、薄毛が進行してしまう可能性が高いのです。

ですから、薄毛であるという状態に、さらに日常生活におけるストレスが重なると、薄毛が悪化することが考えられます。
できるだけ、薄毛の症状を気にしすぎないようにし、悩みやストレスを溜めない生活を送ることが大切です。